これは、あなたの身体が呼気に合わせて、動きを調和させようとしているのです。
それに対して、あなたが開脚がこうでなければいけないという意識が身体を拘束して、動きを妨げてゆきます。
この時の意識と動きの不調和がストレッチ時の不快な痛みとなります。
この痛みは、あなたが身体を軟らかくするために必要ありません。
あなたは、身体と呼吸の意思に自分自身が合わせればよいのです。
開脚のストレッチの‘型,そのものにあなたの身体を合わせることではなく、あなた自身の身体に、柔軟性を高めるためにストレッチの‘動き,を呼吸と合わせればよいのです。
息を、呼気の時に、背中を丸め、膝を曲げ、息を、吸気の中で、背中を伸ばし、膝を伸ばせばよいのです。
しかし、このようにするためには、最初、動きを呼吸と同調させる努力が必要かもしれません。
このために、ハーモニアスストレッチのベース オブ ベーシックをプログラムしました。
動きを意識しやすいように、3つの運動面、3つの軸を中心として、Gardiner(ガーディナー)の体位を基本として肢位を定めました。
資料5〜8を理解する必要はありません。
次から述べているストレッチを徐々に行うことで、まず動きの基本を理解して下さい。
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